母ハム子さんは週5でデイに通うはずが、単位が足りず結局週4になり、休みは私と合わせて取ることに。
休みにもストレスが抜けず、私のストレスは溜まる一方です。
ハム子さんに当たり散らし、怒りで冷蔵庫を叩く毎日でした。
介護との両立が限界——デイサービスを変更してゆっくり休む日を作る
私は当時介護施設の認知棟で働いていましたが、人間関係が良好で、大好きな職場でした。
でも同居との両立が難しくなり、勤務日数を減らすしかないと考え、チーフに相談。
すると、日数を減らすことと合わせて、ハム子さんのサービス変更をチーフが提案してくれたんです。
「ハム子さんのために」と決めたデイサービスとデイケアの組み合わせでしたが、デイでどんなに楽しい時間を過ごしても、家で私に当たり散らされたら台無しです。
私がゆっくり休む日を作るためにも、週5で通えることは大前提だと納得しました。
早速ケアマネさんに相談して、別のデイサービスの体験に行くことが決まりました。
それがうまくいけば、5月からは週5日デイに通ってもらえます。
それと合わせて、1泊だったハム子さんのショートステイを2泊3日に変更。
デイサービスの単位が低くなるので、ショートステイを増やす余裕がありました。
ちなみにショートステイは、私が働く介護施設の認知棟を利用していたんですが、ハム子さんは本当に可愛いおばあちゃんでした。
ご利用者さんとしてのハム子さんは、穏やかでよく笑い(家でもそうですが)私はなんの苦にもなりませんでした。
家に帰った途端に小憎たらしく感じるのは何でなのか…?
82歳の誕生日にカーディガンを——「きれいな色ね」と毎日着てくれる母
4月にはハム子さんの誕生日があり、82歳になりました。
水色のカーディガンをプレゼントすると、
「きれいな色ね」
と喜んで着ていました。
買い物に誘うと、
「行く!」
と笑顔で飛び起きるハム子さん。
すぐに部屋から出てくるので、こちらは準備を済ませてから声をかけないと、もう靴を履いて出ようとしています。
「何も買わないけど、散歩がてらついて行く」
と嬉しそう。
ハム子さんがお店で
「あら、きれいな色ね」
と言うのは、パステルカラーの水色や紫色が多いです。
着るものには無頓着で、ボタンが取れたままのものや毛玉だらけのものも多かったので、プレゼントにはカーディガンを選びました。
このカーディガンは毎日のように着ていましたが、少し派手だったり若いデザインだったりすると、タンスに入れていても着ません。
きれいな色ね、と言って飾るだけで、着ない服もありました。
気に入らない服は、朝私が渡して着たとしても、私が仕事に出る頃には着替えていたりします。
今まで着ていた服と似通っていないと、きれいな色であっても、自分の服として認識されないのか?
こだわりがあるのかないのかわかりません…。
新しいデイサービスで週5利用が実現——介護生活が楽になる期待
新しいデイサービスの体験に行ったハム子さん。
様子を聞くと、今までと同様に楽しそうに過ごしていたそうです。
今回のデイでは、レクリエーションに音楽療法があり、ピアノの伴奏で歌ったりするとのこと。
歌のリクエストもできるそうで、歌が好きなハム子さんは喜ぶでしょう。
昼食後はトランプで遊ぶのが恒例らしく、頭も使いそうです。
デイを変更したいとハム子さんに伝えましたが、この2ヶ月通っていたデイサービスとデイケアのことは、覚えていませんでした。
そんなこともあり、私は迷わず新しいデイサービスに変更。
5月からは単位の調整で一緒に休みを取る必要もなく、週5でデイに行ってもらえます!
これで少しは私にも余裕ができて、ハム子さんに優しくなれるかも…。
ストレスが溜まって当たり散らして、後で自己嫌悪に苛まれる、この負のループから抜け出せると期待しました。
仲良く暮らしたくて、同居することを決めたはずですから。
次回は母が2度目の一人外出をした話
東京から兵庫に引っ越してきて、一人でフラッと外出後、警察に保護されたハム子さん。
2度目の脱走がありましたが、大騒ぎにはなりませんでした。
次回はその時のことを書きますね。
読んでいただき、ありがとうございました!
次回もお付き合いいただけると嬉しいです。

